伊勢⻲⼭藩出⾝の武⼠であった光重周平(1749年⽣)が京に出て、陶器職⼈となる。江⼾年間明和四年(1767)、三条粟⽥⼝にて独⽴し、初代⾼橋道⼋を名乗る。号は「松⾵亭空中」とも称する。その後⼆代道⼋(1783年⽣)「仁阿弥‧華中亭‧法螺⼭⼈」が⽂化⼋年に五条坂に移窯、以後当代‧九代⾼橋道⼋の世まで五条坂に窯を据え、代々に作陶活動を受け継ぐ。当代は⼋代道⼋の⼆⼥、⽗の跡を受けて平成⼆⼗四年六⽉、襲名する。
1973年12⽉ ⼋代道⼋の⼆⼥として⽣まる。1994年 3⽉ 京都⽂教短期⼤学 服飾意匠学科 デザイン専攻卒1995年 3⽉ 京都府⽴陶⼯技術専⾨校 成形科卒1996年 3⽉ 同 研究科卒1997年 3⽉ 京都⼯業試験場 本科卒同 年 4⽉〜 ⽗⼋代道⼋に師事2011年 9⽉ ⼋代道⼋死去2012年 2⽉〜 ⼤阪⼼斎橋⼤丸他各地で、⼋代遺作展を各地で開催2012年 6⽉ 九代道⼋を襲名2013年 3⽉ 佐川美術館にての京都伝統陶芸家協会「京焼‧技と美の継承展」に九代道⼋作として初出品