交趾焼 五代 赤澤露石(嘉則)(あかざわ‧ろせき)

AKAZAWA ROSEKI V YOSHINORI

初代は⾚沢華峯、陶芸の道に⼊る以前は京都府画学校(元京都市⽴芸術⼤学)の初代校⻑、⽥能村直⼊に南画を習い、五条坂にて⽇本画の指導をしていた。その後明治⼆⼗五年に開窯、陶芸に転じるが、今も受け継がれるイッチンの技術はこの頃から確⽴されていたとされている。
⼤正⼗四年に初代の息⼦修三が⼆代⽬を襲名し、号を露⽯とする。
⼆代露⽯は露⽯の得意とする交趾焼で昭和⼗⼋年に技術保存の指定を受ける。
⼆代露⽯の功績はそれだけでは無く、煤煙規制で登窯が禁⽌されるより以前に電気窯を考案、当時最先端の技術を以って、より交趾焼に適した焼成を確⽴した事にもある。
四代露石は昭和六⼗三年に祖⺟である三代隠居により⾚沢露⽯を襲名する。

五代露石は令和三年に父である4代正中露石の逝去により襲名する。


1971年 交趾焼 四代 露石の長男として生まれる

2009年 ファエンツァ ロータリークラブ賞受賞 第56回ファエンツァ国際陶芸展 (イタリア)

2009年 織田信長公 菩提寺 安土城跡 摠見寺 (そうけんじ) 襖絵15面 制作 奉納(安土 滋賀)

2017年 銀賞・名誉賞受賞 第39回グアルド・タディーノ国際陶芸展 (イタリア)

2018年 赤沢嘉則 陶展  JAPAN (ジャパン) 日本橋三越本店 (東京)

2019年 赤沢嘉則 陶展 空の思考 京都陶磁器会館 (京都)

2021年 嘉則、五代 露石 を襲名する

2024年 プリマ・セニャラータ賞受賞 第63回カステッラモンテ国際陶芸展(イタリア)

2024年 『-未来に繋ぐ伝統の技と美-京焼・清水焼の世界』そごう横浜店(横浜)

2025年 茶と工芸展 福屋八丁堀本店美術画廊(広島)

現在 京都伝統陶芸家協会会員 京都工芸美術作家協会会員 国際陶芸アカデミー(IAC-AIC)会員