四代 小川長樂(おがわ‧ちょうらく)

OGAWA CHORAKU IV

慶⼊の弟⼦であった⼩川⼤治郎が、明治三⼗九年、⽵⽥黙雷⽼師より「⻑樂」を、圓能斎宗匠より「⻑友軒」の号を賜り「⻑樂窯」を開窯、初代⼩川⻑樂を号する。
⼆代景雲⻑樂(⼩川幸⼀、昭和⼗⼋年樂焼抹茶盌‧外にて国より技術保存作家の指定を受ける)の⻑男に⽣まれた幸雄は⾼校卒業後⼆代に師事、「裕起夫」銘にて陶芸家としての活動をはじめ、平成四年に醍醐寺座主、⿇⽣⽂雄猊下より「松⾵軒」の号を賜り、三代⻑樂を襲名する。
令和六年に当代が四代‧長樂を襲名する。


1978年 京都に⽣まれる
⽗、三代⼩川⻑樂に師事する
茶盌を根幹に、他分野とのコラボレーションなどを展開
国内及びフランス、ドイツ、南アフリカ、アメリカなど海外でも作品を発表
過去・現在・、⽇常・⾮⽇常の狭間としての茶の湯を多視点で捉え、
現在を⽣きる今焼を追求している